大学職員って超ホワイト!!安定職だし最高じゃん!!
と思ってる方。もうその時代は終わりました。
大学によっては、超絶ブラック企業並みの環境もあります。
一般的に大学職員は就職先、転職先として人気職種。
労働環境がしっかりしていて、安定していると噂されているのが理由です。
しかし、少子化がささやかれている今、大学職員も大学によってはブラック企業並みの環境だということを知っていますか?
本当にホワイトで、安定している大学職員は、ブランド力のある一部の大学しか存在しません。
また、そのような大学の職員採用は一流企業の採用と同等の倍率になります。
私も外資系企業勤務になる前に大学職員として勤務した経験が有ります。
今日はホワイト職種と称される大学職員に一石を投じる記事です。
本記事のテーマは以下の3つ。
- 定員割れ私立大学の大学職員はブラック企業並みのストレスと激務
- 大学職員も転職口コミサイトで評判を調べる
- 大学職員として採用されやすい転職者は高学歴人材
- 大学職員から一般企業の転職は難航する
定員割れ私立大学の職員はブラック企業並みの激務
結論を先に言いますが、少子化が進む今、ブランド力のある大学や、資金が豊富にある総合大学以外の大学に転職するのはおすすめできません。
特に、定員割れの私立大学の職員は激務必須です。
定員割れ私立大学で発生している問題
- 土日祝日出勤が多く、代休を取れないところもある。
大学はイベント多数(入学式、卒業式、学園祭、入試など)で10連勤以上の可能性もある
しかも、イベント準備の残業が続いても、残業代が出ないところもある - 大学一筋の職員には、転職者組の一般企業レベルの常識が通じない
- 外観が豪華絢爛の大学でも、経費削減のために内部設備が老朽化でボロボロ
- 私立大学は創設者、学長一族のワンマン経営のワガママに振り回されることがある
- 定員割れを避けるための数字を作るのに必死。誇大広告に近いものがある。
数字をどうやって算出したのか、何のデータを元にしたのかは職員でも不明。
口コミサイトで大学の評判を調べる
もちろん優良大学の職員採用もあるので、応募したい大学があれば、転職サイトや口コミサイトで情報収集は詳細にしましょう。
優良大学の職員採用は狭き門ですが、下記の注意点に該当する場合、職員の離職率が高いブラック大学の可能性があります。
- いつ見ても、求人が掲載されている。
- 職員数が少なく、幅広く業務を兼務することが前提。
3つ以上の兼務は要注意。 - 面接で労働時間、休日について、あいまいな回答しかされない。
イベントが多いため、連勤が多く、休暇が少ない可能性もある。 - 求人サイトや大学の採用情報に幅広く職種が募集されている。
教務、経理、総務、人事、広報、ITなど一度に多くの部署が掲載されている大学は要注意。
大学職員もイメージだけで、ひとくくりにしてはいけません。
一般企業と同様、大学によって労働環境は様々です。
大学職員として採用されやすい転職者は高学歴人材
大学職員の採用は学歴重視な傾向にあります。
特に、転職組は応募する大学よりも高学歴出身者が採用されやすいです。
国公立大学、有名私立大学、応募する大学のエリアで評判の良い大学出身者であれば、有利でしょう。
また、難関資格取得者や特定の能力に秀でている人材も採用されやすいです。
私の周りにいた大学職員の一例
- 海外大学卒、帰国子女
- 有名私立大学卒
- MBA修了者
- 公認会計士
高学歴、難関資格取得者ほど大学職員への転職は注意してください。
大学職員から一般企業への転職は難航する
大学職員から一般企業へ転職を希望する際、大学職員の経歴はなかなか活かせません。
教育関連の職種で有利になることはあるかもしれませんが、メーカーなどに転職することはかなりの対策が必要になります。
私の場合も、前職の1部上場企業で従事していた業務が決めてとなり、外資系企業に転職することができました。
大学職員としての経歴は、事務職をやったことがあることくらいの感じで、面接で特別な質問をされることはありませんでした。
その他、大学職員から一般企業へ転職された方でも、会計士や英語など特定の資格を活かして転職されていました。
本記事のポイントをまとめます。
定員割れ大学の大学職員は激務の可能性大
大学職員になりたい場合も、一般企業同様口コミサイトでしっかり情報収集する。
大学職員として採用されやすいのは、高学歴人材。
大学職員が転職するには、事務業務以外の専門的な知識と強みが必要。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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