10連休も後半に差し掛かりました。この連休を格好の転職活動期間としている人も多いようですね。
もくじ
転職活動で内定をもらった企業がリストラ進行中だった
この記事の中で<リストラを発表した主な東証一部上場企業>が10社掲載されています。
私は昨年の転職活動時にこの中の某大手企業から内定をいただきました。
入社予定日は秋以降でしたが、同時進行していた外資系メーカーからも内定もいただき、結果的にはこちらの企業を辞退することにしました。
実際に頂いた「内定通知書」

おそらく私の内定時期には、こちらの大手企業はリストラを慣行することは決定していたと思います。
リストラと中途採用は同時進行している事実
一般的にリストラのニュースを見ると、人員削減するだけのイメージがあります。
しかし、私の実体験のように、その裏では中途採用も同時進行しています。社内では45歳以上の社員の早期退職者の募集と同時に、同等のレベルかそれ以上のスキルを持った30代の人材の中途採用をしているということです。
・人員規模の適正化
・組織の若返りで人材を活性化
・新しい価値を生み出さない高給ベテラン社員の削減
企業側からすれば、給料が割高と考えられるベテラン社員の人件費カットと、同等のスキルを持った20代、30代を中途採用して、人件費を抑えることができれば大きなメリットとなります。
私自身30代後半ですが、今後は職種に対しての知見や経験だけではなく、会社の変革に対応する順応性や人望、人材のマネジメントスキルがカギになるということを身に染みているところです。
正直少し怖いですね・・・。
一方で、個人だけで何かできるスキルを早めに身に着けようと日々精進しています。
転職市場で30代は大きなチャンスがたくさんある!!
40代でリストラを進行している企業も、30代の中途採用も同時進行している事実。30代のうちに専門性とマネジメントスキルを身に着けていれば大きな強みになります。
30代で最優先することは「経験」と「実績」
ブログで何度も書いていますが、転職市場では現職の企業規模やネームバリューよりも個人の「経験」と「実績」が重要視されます。
転職は個人で勝負する時代
30代で大手一部上場企業に勤務していても、業界や職種の中で自分のできる範囲が狭ければ、どれだけ突き詰めても転職できる幅も狭くなります。
一方で、中小やベンチャー企業勤務で、大手では十分な経験を積んだ人しかできない業務やプロジェクトを任せらた人はさらなるキャリアップのチャンスがあります。
人材を求めている企業は、若いうちにチャレンジして、経験を積み、それを実績として成功させた人材を欲しがるのは当然です。
大手企業のルーティン業務より、中小企業でチャレンジする
私自身、数千人の従業員がいる一部上場企業勤務時代は、狭い範囲の業務で毎日同じ業務のルーティンばかりでしたが、50人規模の外資系企業に転職した時は、経験が不足していると思うプロジェクトを任せられたり、大きな権限を持たせられたりと、キャリアの成長を大きく実感しました。
また、それが糧となり、今現在のキャリアと年収に繋がっています。同じ勤務期間でも、最初に働いていた会社に居続けていては得られないであろう役職や年収にもなっています。
早期退職をチャンスととらえて転職活動をする
「リストラ」と「人材不足」。真逆とも捉えられることが世間をにぎわせています。
業務自動化やAIのIT技術の進化で今後はさらに企業が変革する時代に入っていくでしょう。
私は、昨今の早期退職希望者の中に、大幅にキャリアップする転職者もいると思っています。特に、20代、30代であれば可能性は十分にあります。
そのためには、若手と呼ばれるうちに、どれだけ多くの「経験」と「実績」となる業務をやれるかが重要です。
それが、40代のキャリアアップに繋がることを意識して日々の業務をしましょう(私も)。